
【東京都足立区】錆びたベランダ手摺を鉄部塗装で再生|アパートの外装リフォーム事例
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建物種別 | 集合住宅(築古アパート) |
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所在地 | 東京都足立区 |
施工内容 | ベランダ手摺の塗装 |
施工箇所 | 2階ベランダの鉄製手摺 |
工期 | 1日 |
工事の目的
築年数が経過しているアパートのベランダ手摺に著しいサビや塗膜の剥がれが見受けられ、安全性と外観の両面からメンテナンスの必要があると判断されました。
オーナー様より、「入居者に安心感を持っていただけるよう見栄えも良くしてほしい」とのご要望をいただきました。
施工前の状況と課題
施工前の手摺は、全体的に塗装が劣化し、赤錆が広範囲にわたって発生していました。
特に接合部や角部分の腐食が進んでおり、手で触れると粉状のサビが付着するほど。これにより、雨天時のサビ汁による壁面の汚れも懸念される状態でした。
施工後の状態と改善点
ケレン作業(下地処理)により、旧塗膜や浮錆を丁寧に除去。下地が露出した部分には、錆の進行を防ぐ防錆型のプライマー(錆止め塗料)を塗布しました。
その後、仕上げ塗料として耐候性・耐久性の高いウレタン樹脂塗料を2回に分けて塗装。
塗膜に均一な艶が生まれ、見た目の美しさとともに、雨風への耐性も向上しました。
施工後は、鉄部が黒光りするような引き締まった印象となり、建物の印象が明るく刷新されました。入居者様からも「新品のようにきれいになった」とのお声をいただいております。
施工担当者のコメント
鉄部塗装のポイントは、「ケレン処理」と「防錆下塗り」の質にあります。
サビを残したまま上塗りをしてもすぐに再発してしまうため、サンダーやワイヤーブラシを駆使して徹底的に旧塗膜を除去しました。
また、今回は安全面を考慮し、手摺全体をしっかりと固定しながら作業を進行。
築年数の経ったアパートでは鉄部の構造自体が劣化しているケースもあるため、補修の有無やビスの打ち直しも現場で見極めて対応しました。
鉄部の美観と安全性を長持ちさせるには、定期的な塗装メンテナンスが重要です。
今後も建物の寿命を延ばす外装リフォームを心がけてまいります。