
【松戸市】玄関から階段の導線を美しく再生|床・階段を木目調で統一した機能的リフォーム
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建物種別 | 戸建て住宅(木造2階建て) |
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所在地 | 千葉県松戸市 |
施工内容 | 玄関〜階段の床・階段材の貼り替え、ノンスリップ取付、巾木・笠木仕上げ、建具調整など |
工事の目的
経年劣化により、玄関から階段にかけての床材や踏板の傷みが目立ち、表面の摩耗や段差によるつまずきリスクも生じていました。
家族全員が毎日使う動線部分の安全性を高めつつ、内装全体の印象を引き締めることを目的とした内装リフォームです。
施工前の状況と課題
既存の階段は踏板の表面に擦れや浮きが見られ、滑りやすくなっていました。
玄関ホールの床も色褪せや目地の開きが見られ、下地の不陸(凹凸)も気になる状態でした。
また、玄関框や階段との取り合い部分には段差があり、バリアフリー性の向上も求められていました。
施工工程と仕上がり
① 既存床材・階段材の撤去・下地処理
まず、玄関ホールおよび階段の既存床材を丁寧に撤去。下地の状態を確認し、必要に応じて不陸調整を実施。仕上がりの水平精度を確保するための大切な工程です。
② フローリング貼り替え(玄関・廊下)
耐久性に優れた木目調フローリング材を新たに施工。既存の引き戸・建具と色調を合わせ、自然な統一感を演出しました。框(かまち)部分には段差処理を施し、見た目と実用性の両立を図りました。
③ 階段材の張り替え・ノンスリップ取付
階段は一段ごとに専用の化粧材を施工。滑り止めとしてノンスリップ(樹脂+アルミ材)を段鼻部分に取り付け、安全性を確保。側面の巾木や手すり上の笠木も再塗装・交換により美しく仕上げました。
④ 細部仕上げ・建具との取り合い調整
フローリングと建具敷居の接合部に見切り材を設置し、段差や隙間を解消。既存建具の開閉にも支障が出ないよう、高さやクリアランスをミリ単位で調整しました。
施工後の状態と改善点
施工後は、玄関から階段までの導線が明るく統一感のある空間へと生まれ変わりました。
木目調のやさしいデザインに加え、滑り止めや段差処理により機能性も大幅に向上。
住まいの第一印象を左右する玄関が、見た目・安全性・使いやすさすべての面で改善されました。
施工担当者のコメント
階段まわりのリフォームは、見た目の印象を変えるだけでなく、日々の安全性に直結する重要な工事で。
今回は既存の内装に調和する色合いや素材選びにこだわりつつ、ノンスリップ処理など機能面も重視した施工を行いました。
導線を快適に整えることで、住まい全体の質が一段と高まることを実感していただけるリフォームです。