
劣化したベランダを安心・快適にリフォーム|埼玉県蓮田市の戸建て住宅 ベランダ改修工事事例
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建物種別 | 戸建て住宅 |
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所在地 | 埼玉県蓮田市 |
施工内容 | ベランダ床の解体・防水工事・新規床材施工 |
施工箇所 | ベランダ床一式 |
工事の目的
長年使用されていた木製デッキのベランダにて、床材の劣化や構造部材の腐食が進んでおり、安全性の面でも心配があるとのご相談をいただきました。
今回は、防水性の確保と長寿命化を目的に、床構造の全面改修と新しいデッキの再構築をご提案しました。
施工前の状況と課題
既存の青い木製デッキは、色あせや痛みが進み、表面にはひびや汚れも目立つ状態でした。
施工の流れ
既存床材の撤去と下地解体
床板を撤去したところ、下地の鋼材には広範囲にわたって錆と腐食が発生しており、構造的な不安が大きい状況でした。すべて撤去してリセットすることに。
下地の新設と防水前処理
合板を張り込んだ後、継ぎ目やビス穴を防水パテで丁寧に処理し、防水層の施工に備えます。
防水施工(ウレタン防水)
下塗り~中塗り~上塗りの3工程をかけて丁寧に仕上げ、雨水をしっかり防ぐ防水層が完成しました。
支持脚と根太の設置
通気性とメンテナンス性に配慮し、防水層に直接デッキ材が触れない「浮床構造」を採用しています。
床材の敷設と仕上げ
明るいグレーの床材は見た目にも清潔感があり、防水層を守る役割も果たします。洗濯機の設置後も安定感があり、安心して使えるベランダへと仕上がりました。
施工担当者のコメント
今回の現場では、腐食の進んだ構造材の完全撤去から再構築、防水処理までを一貫して対応いたしました。
防水層の形成後には通気性のある構造で床材を浮かせて設置し、将来的なメンテナンスもしやすい設計としています。
お客様から「これで安心して洗濯物が干せます」とお言葉をいただけたのが、何よりの励みです。
今後も、住まいの安全と快適を守る丁寧な工事を提供してまいります。